しそ
しそとは・・・
しそ(シソ・紫蘇・大葉・Shiso)は、シソ科シソ属の植物。
主に、刺身などの薬味、彩りとして用いられるほか、
梅干し、ゆかり、漬物、天ぷら、シソ巻等に用いられる。
日本の代表的な香味野菜の一つ。
栄養価に優れており、野菜の中でもトップクラスの含有量を誇るカロチン
(大人が一日に必要な量の六分の一に相当)ほか、鉄分や亜鉛、マグネシウムなどを含む。
しそには「チリメンアオジソ 」「マダラジソ 」「カタメンジソ 」等、様々な種類があるが、
通常、食用とされるのは、主に「赤しそ」と「青しそ」で、
さらに部位により、芽紫蘇(芽しそ・芽じそ)、葉紫蘇(葉しそ・葉じそ)、
穂紫蘇(穂しそ・穂じそ)、実紫蘇(実しそ・実じそ)と呼ばれ、それぞれ用途別に用いる。
「しその旬」
現在は、一年中出回っているが、青しその本来の旬は6月から9月にかけて。
赤しその旬はは6月、7月。
「しその生産地」
日本国内のしその主な生産地は愛知県、茨城県、大分県、愛媛県、北海道など。
「しその名の由来」
「紫蘇」の名前の由来はいくつかあるが、その一つが次のようなもの。
その昔、洛陽の若者がカニを食べすぎて食中毒を起こし、しにかけていたが、
薬学・鍼灸の権威で名医として知られた「華佗」が、薬草を煎じて紫色の薬を作り、
若者に与えたところ、蘇るようにたちどころに良くなった。
「紫」の薬で「蘇る」ということで、この薬草を紫蘇と呼ぶようになったという。
以来、この葉をカニのみならず、魚介類と共に食することが行われるようになったと伝えられる。
Share