ふかひれ
ふかひれとは・・・
ふかひれ(フカヒレ・ふかヒレ・ふか鰭・フカ鰭・鱶鰭・鱶ヒレ・鱶ひれ・Fukahire)は、
主に、メジロザメ、ヨシキリザメ、ネコザメ、アオザメ、ネズミザメ、シュモクザメなどのサメからとれるヒレのこと。背びれ、胸ビレ、尾びれを切り落とし、およそ20日ほど乾燥させて作る。フカヒレは日本では江戸時代頃に知られるようになったといい、干しアワビなどと共に重要な海産物として輸出もされていた。
食べる際(調理の際)には、ぬるま湯で時間をかけて戻し、皮や鱗など不要なものを取り除いてから、スープなどで味をつける。宮城県の石巻や気仙沼の特産品として知られ、「ふかひれの姿煮」や「ふかひれラーメン」などが名物となっているほか、フカヒレの寿司やふかひれ丼、ふかひれパイスープ、フカヒレの入った茶碗蒸しなどもある。
フカヒレ入りの茶碗蒸し
気仙沼市のフカヒレの天日干しの風景 「写真提供:宮城県観光プロモーション推進室」
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