すぐき漬
すぐき漬とは・・・
すぐき漬け(酸茎漬け・すぐきづけ・Sugukizuke)は、
アブラナ科の二年草でカブの変種である「すぐき(酸茎)」
(すぐき菜、酸茎菜、すぐきな、酸茎蕪(すぐきかぶら)、スイクキ(水茎)、賀茂菜ともいう)の、
葉と茎、かぶらを原料とする漬物。京都に伝わる伝統的な漬物の一つ。
材料としての「すぐき」と共に、漬物そのものも「すぐき」と呼ぶ。
「千枚漬」「しば漬け」と並ぶ京都の三大漬物とされる。
冬場に収穫されたすぐきをまず一昼夜塩で荒漬けした後、
水洗いしてから樽に入れ、塩を振って重石をかけて本漬けする。
さらに40度ほどに保たれた「室」に一週間ほど入れ、発酵させて出来上がる。
乳酸発酵で醸し出されるまろやかで味わい深い酸味が特徴。
すぐきの食べ方
そのままで食べるほか、醤油や七味をかけたり、刻んでお茶漬けや味噌汁、うどん、焼きそば、
卵焼き、サラダ、チャーハン、スパゲティなどに利用できる。
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