マハゼ

マハゼとは・・・

マハゼ(真鯊・真沙魚・真ハゼ・まはぜ・mahaze)は、
スズキ目ハゼ亜目ハゼ科マハゼ属の魚。日本に生息する107属、493種のハゼのうち代表的なもの。内湾、河口域、汽水域などの砂泥地等に生息、体長は20センチメートル前後。数も多く、獲れやすい魚なので、古くは大衆魚として知られ、鮮魚や干物等の加工品などで庶民にはなじみ深い魚であったが、水質汚染や河口、湾内の開発等により数が減り、現在では高級魚の扱いとなっている。それでも釣りやすいこともあり、釣り人にとっては比較的なじみがある魚でもある。

マハゼの食べ方

主な食べ方は刺身、天ぷらのほか、唐揚げ、煮つけ、塩焼き、味噌汁、甘露煮など。淡白でクセがなく、甘みもあって美味な魚として知られ、江戸前の天ぷらのタネの代表的な存在としても知られる。宮城などでは、焼きハゼ(ハゼの焼き干し=ハゼを素焼きにしてから干したもの)が、正月の雑煮のだしとしても用いられる。

マハゼの旬

マハゼの旬は秋頃。「彼岸ハゼ」という言葉がある通り、お彼岸の頃のハゼが最も美味といわれる。

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