沖縄料理

沖縄料理とは・・・

沖縄料理(おきなわ料理・沖縄りょうり・オキナワ料理・おきなわりょうり・Okinawa ryori)は、
主に沖縄地方で伝統的に作られ食べられている料理。沖縄の郷土料理。チャンプルー、すば(そば=沖縄そば)、ラフテーなどが知られる。また、戦後に生まれたような沖縄のご当地グルメ、郷土グルメ、B級グルメも「沖縄料理」と呼ばれる場合も多い。

「沖縄」といっても広義ではかなりの広範囲に及ぶため、一口に「沖縄料理」といってもその種類や用いる食材などは幅広く、沖縄本島と離島では異なる文化がある場合も多い。さらには石垣島や宮古島などでは、大きく異なる部分もある。また「琉球料理」は沖縄料理の中でも特に琉球王朝時代から食べられてきたような宮廷料理を指す場合が多い。

沖縄料理に用いられる主な食材としては豚肉、山羊、鶏、アヒルなどの肉類、ゴーヤー、人参、タマナー(玉菜=キャベツ)、マーミナー(豆菜=モヤシ)、ダイコン、ナーベーラー(ヘチマ)、モーイー、ンスナバー(フダンソウ)、ンジャナ(ニガナ)、ハンダマ(スイゼンジナ)、シマナ(島菜=カラシナ)、サクナ(ボタンボウフウ)、ウリズン(シカクマメ)、カンダバー、ハマホウレンソウ(ツルナ)、ニンブトゥカー(念仏鐘=スベリヒユ)、クァンソー(ワスレグサ)、ウンチェー(ヨウサイ=空芯菜)、ターンム(田芋)などの野菜類や根菜類、芋類、グルクン、ミーバイ、イラブチャーなどの種々の魚介類、昆布、スヌイ(モズク)、アーサや海ぶどうなどの海藻類、豆腐、かまぼこ、麩、米などが挙げられる。特に豚肉の消費量と昆布の消費量が多いことで知られる。また、イラブー汁のようなウミヘビ(イラブー=エラブウミヘビ)を用いた郷土料理、伝統料理などもある。パパイヤの熟していない実も野菜として漬物や炒めものなどに用いられる。

→ 主な沖縄料理

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