津山ホルモンうどん

津山ホルモンうどんとは・・・

津山ホルモンうどん

津山ホルモンうどん(津山ほるもんうどん・つやまほるもんうどん・Tsuyama hormone udon)は、
主に岡山県津山市などで食べられている焼うどんの一種。岡山のB級グルメ、岡山のご当地グルメの一つ。津山一帯は古くから牛馬の流通地点であり、新鮮なホルモンが手に入りやすかったことから、鉄板焼き屋などで、裏メニューとしてホルモン焼きにうどんを入れたホルモンうどんを提供していたのがその発祥といわれる。鮮度と下処理が良いためホルモンに臭みがないのが特徴。

店によって作り方や味には多少の違いがあるが、ホルモンとうどんを炒め、柚子やリンゴ、ニンニク、一味唐辛子などが入った味噌ダレで味付けしたものが多い。用いられるホルモンの部位としては、センマイ、小腸、ハツ、ミノ、ハチノス、シマショウ、ヨメナカセ(牛の血管の一部)、そずり(骨のそばの肉をそずった(削り取った))ものなどで、ネギやもやしなどが入ることも多い。塩味の塩ダレで調味した塩ホルモンうどんや、醤油で味付けしたものもある。うどんは柔らかめなものが多く用いられる。

津山市では、お好み焼き屋や焼肉屋、居酒屋、食堂、ファミリーレストランなどで提供されており、提供店は津山市内だけでも50軒以上を数える。通常のホルモンうどんのほか、「ホルモンうどんオムレツ」や「ホルモンうどんカレー」、「ホルモンうどんお好み焼き」などの派生メニューもある。

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