茹でダコ
茹でダコとは・・・
茹でダコ(茹で蛸・ゆでダコ・茹でだこ・ゆで蛸・ゆでだこ・茹蛸・Yudedako)は、
生の蛸(タコ)を茹でたもの。茹でたタコ。茹でタコ(茹でたこ)。スライスして刺身として食べるほか、ぶつ切りにしたものをたこ焼きに入れたり、酢の物や和え物、サラダ、炒めものなど様々な料理に用いる。
タコの茹で方
新鮮なタコを塩でよく洗ってぬめりを取り、沸騰したお湯で茹で上げる。塩で洗う際に、よく揉んでぬめりと汚れを取り、水で洗い流す。大きさにもよるが20分ほど茹でて出来上がり。
タコは生で食べられる?
タコは新鮮なものであれば、生で食べることもできる。生で食べる場合も、茹でる際と同様、塩で揉んでヌメリと汚れを良く落としてから、皮をむき、適当な大きさに切って(薄く引く場合が多い)わさび醤油などで食べる。生の場合は、噛み切ることが難しい場合も多く、下手に飲み込んで喉に詰まらせると窒息する危険性も少なからずあるので注意。
茹でたタコの刺身と生のタコの刺身
スーパーマーケットなどでは、タコは茹でたものを刺身用として売っている場合が多いが、地域や人によっては「タコ刺し」は「茹でてあるタコを用いるのが通常」である場合も少なくない。茹でたこの刺身と区別する為、生の状態のタコを刺身にしたものを特に「生タコの刺身」「生たこ刺し」と呼ぶ場合もある。
タコを茹でると赤くなる理由
蛸は周囲の環境に合わせて自在に体の色を変えることができるが、それは体に「オモクローム」と呼ばれる色素化合物を含む為。このオモクロームは赤色、黄色、茶色、黒色まで色々な色の要素となりうるが、タコを茹でることによりタンパク質が熱で変性し、この「オモクローム」が組織タンパク質と反応して赤い色が残るため、タコは茹でると赤く見えるといわれる。