青柚子胡椒

青柚子胡椒とは・・・

青柚子胡椒(青ゆず胡椒・青ユズこしょう・青柚子こしょう・青柚子ごしょう・青ゆずこしょう・あおゆずこしょう・あおゆずごしょう・Ao-Yuzukosho)は、
柚子(青柚子)と唐辛子(青唐辛子)、塩などを原料に、発酵させて作る辛味調味料。発酵食品。麹が入ったものもある。柚子胡椒。辛味と塩味に柑橘系の爽やかな香りが混じる調味料。「柚子胡椒」は、用いる唐辛子と柚子の色味が出来上がったものの色味に反映される。「柚子胡椒」として一般的なのは黄色がかった青(黄緑)色をしているが、赤唐辛子を用いた赤い柚子胡椒や、黄金唐辛子と完熟した黄色い柚子を使った金色の「黄金柚子胡椒」などもあるため、それらと区別する意味合いなどもあり、「青ゆずこしょう」「青柚子こしょう」等の商品名で売られる柚子胡椒もある。

柚子胡椒の胡椒

柚子胡椒の「胡椒(こしょう)」といってもいわゆる黒や白、赤色などをした洋胡椒の「胡椒」が入っているわけではなく、九州の一部地域などで古くから唐辛子を「胡椒」と呼んでいるため、柚子胡椒と呼ばれるようになったもの。その発祥は比較的新しく、戦後に柚子の産地である九州や四国で生まれたといわれる調味料。鍋、水炊きのほか、刺身、焼き魚、その他の魚料理、焼き鳥、その他の肉料理、うどん、ラーメン、素麺、冷奴など、様々な料理に用いられる。

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