えご草

えご草とは・・・

えご草(えごぐさ・えごそう・Egogusa・Egosou)は、
イギス目イギス科エゴノリ属の紅藻。いご草・いご海苔・エゴのりとも。

乾燥させたものを煮溶かし、えごねり(えご練り・地域により、「いごねり(いご練り)」「えご天」「えごもち」「いご」「えご」などとも)を作る。

そのまま、天日で乾燥させただけの黒っぽい色(煮溶かして出来上がるえごねりも黒っぽい色となる)の「原藻」「元草」と、天日で干し、水で洗うという工程を行なった「黒さらし」、さらにそれを繰り返し、色が抜けて白っぽくなった(同様に出来上がりは色が薄くなる)「白さらし」がある。

主に青森、秋田、山形、新潟(および佐渡)、石川などの日本海沿岸地域、および長野などで食べられている。食べる際には、からし醤油、酢味噌、からし味噌、クルミ味噌、ポン酢、醤油、生姜醤油などでいただく。薬味として小口ネギや生姜などが用いられる。

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