ヒラマサ

ヒラマサとは・・・

ヒラマサ(平政・ひらまさ・Hiramasa)は、

スズキ目アジ科の海水魚。体長は1メートルほどで、約150種ほどいるアジ科の魚の中では最大種。日本近海では本州以南に生息し、各地で漁獲されている。ものによっては、ブリよりも美味といわれ、高級魚として扱われる。主な漁法は、巻き網、刺し網、定置網、引き縄など。

地域名として、ヒラ(京都、島根、鳥取、愛媛など)、ヒラス(九州、大阪、高知、新潟など)、ヒラサ(瀬戸内海)、ヒラソ(山陰地方・伊豆七島)、マサ(関東)、ヒラソウジ(九州・奄美)、ヒラブリ(三重)、テンコツ(鹿児島)、マサギ(三重県尾鷲市、和歌山)、ヒラバタケ(富山)、ヘラ、アカユ、アガユ(越後)、シオ(三重)、シオノコ、シヨノコ、セントク(新潟)、ハチ、ヒネゴ(鹿児島)、マヤ(富山)、ヒメンチョウ(島根)、ヤズ、ヒラハナ、ヒラワカナ等がある。また、若魚は、ヒラヤズ、ハマス等とも呼ばれる。

見た目はブリやカンパチに似るが、左右にひらたく、胸ビレが腹ビレよりも短く、背びれの棘の数が多い、上顎の上後端が丸みを帯びている、黄色の縦帯がはっきりとしている、ブリより高温を好むなどの違いがある。

ヒラマサの旬

旬は夏。主な食べ方は、刺身、寿司など。また、焼き物(塩焼き、照り焼き)や煮付け、あら煮、酢の物などにも用いられる。

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