亥の子餅

亥の子餅とは・・・

亥の子餅(いのこもち・Inokomochi)は、
主に西日本で、旧暦十月(亥の月)の最初の「亥の日」に、無病息災、子孫繁栄を祈って行われる行事(亥の子の祝い・亥の子祭り)の際に食べられる餅。玄猪餅(げんちょもち)、厳重(げんじゅう)とも。

例えば、細かく刻んだ栗を混ぜた粒あんを求肥で包み、焼き鏝で模様をつけて、イノシシの子のように仕上げたもの、など、子供をたくさん産むので子孫繁栄のシンボルとされる「亥の子」にちなみ、「うりぼう」「亥の子」のような見た目に仕上げられた「亥の子餅」も少なくないが、地域により色々なスタイルのものがあり、きな粉をまぶしたもの、小豆をまぶしたもの、氷餅をまぶしたもの、大豆、胡麻、柿、をもちいたもの、紅白のものなどバリエーションに富んでいる。

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