石名坂かぶ

石名坂かぶとは・・・

石名坂かぶ(いしなざかかぶ・Ishinazakakabu)は、
山形県最上郡鮭川村石名坂で栽培されている地かぶ。山形の在来野菜、ご当地野菜、郷土野菜の一つ。細長くて、上部が赤みがかった紫色、下部がややしもぶくれで白色をしているのが特徴。山形の伝統野菜、最上(もがみ)の伝統野菜「最上伝承野菜」の一つ。「最上かぶ」「吉田かぶ」「とっくりかぶ」「角川かぶ」「西又かぶ」「長尾かぶ」「肘折かぶ」と共に「最上のかぶ8種」の一つ。

かつては塩漬けや味噌漬けにして保存し、冬の間に食した。発酵が進んで酸味が強くなったものは、煮たり、汁物にして食べたという。現在では「かぶ漬け」(酢や砂糖で漬けた「酢漬け」)にすることが多い。

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