めかぶ

めかぶとは・・・

めかぶ(メカブ・和布蕪・芽かぶ・Mekabu)は、

ワカメの付け根の折り重なってひだひだになった部分。ワカメの生殖細胞が集まっている箇所(成実葉・胞子葉)。粘りや独特の歯ごたえがあり、食用とされる。主な生産地は岩手県、宮城県など。地域により「ねかぶ」「かぶ」「ミミ」「めひび」「めいぶ」などとも呼ばれる。古くは「海藻根(まなかし)」と呼ばれていた。

さっと湯がいてから包丁などでよく刻み、醤油や出汁、麺つゆ、ぽん酢などを足して、そのまま、またはご飯にかけて食するのが定番。

そのほか、汁物(味噌汁・吸い物)、和え物、サラダなどにも利用される。ラーメンやうどん、そば、鍋などに入れて食することもある。同じく粘り気のある納豆やオクラ、山芋などと混ぜた料理もあり、「元気の出る食品」「健康に良い食品」といったイメージを持つ人も多い。

メカブの栄養

メカブにはカルシウム、カリウム、マグネシウムなどが多く含まれるほか、鉄やヨード、アルギン酸やフコイダン、EPA(エイコサペンタエン酸)なども含有し、免疫力を高める、心臓病・脳梗塞・動脈硬化などを防ぐ、コレステロール値を下げる、血液をサラサラにする、発ガン抑制、中性脂肪値を下げる、血管年齢を若く保つ、体臭や口臭の予防等の様々な健康効果や病気予防効果、髪を健康に保つ、肌を若々しく保つ等の美容効果があるともいわれる。

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