海ぶどう

海ぶどうとは・・・

海ぶどう

海ぶどう(ウミブドウ・海葡萄・うみブドウ・海ブドウ・うみぶどう・Umibudo)は、
イワズタ科イワズタ属に分類される海藻「クビレズタ」の別名。グリーンキャビアとも。主に南西諸島一帯に生息、一般的には、沖縄の食べ物、沖縄料理の食材の一つ、沖縄の特産品の一つとして知られる。小さな球が密集したような見た目をしており、「ぶどう」にも見えるその様子から「海ぶどう」の名がつけられたという。磯の香りと、ぷちぷちとした食感が特徴で、新鮮なものは少し粘り気がある。

海ぶどうの食べ方

海ぶどうは主に酢醤油や三杯酢をかけて食べるほか、サラダや卵焼きなどに用いられる。また、そば(沖縄そば)のトッピングとして用いられるほか、刺身や海鮮丼などの飾り、添え物としても用いられる。

海ぶどう

海ぶどうを用いた料理

海ぶどうを用いた料理としては、海ぶどうを丼に盛ったご飯の上にのせ、三杯酢をかけて、刻み海苔や、とろろ、ウニ、イクラなどをあしらった「海ぶどう丼」や、沖縄そばにトッピングした「海ぶどうそば」、パスタに用いた「海ぶどうパスタ」などがあるほか、海ぶどうの入った「海ぶどうせんべい」や、変わり種のスイーツとして、海ぶどうを用いた「海ぶどうアイス」なども市販されている。

海ぶどうの保存方法

暖かい海で育つ「海ぶどう」は寒さに弱い為、冷蔵庫に入れて保存するとしなびてしまい、プチプチとした独特の食感も損なわれてしまうので、常温保存が基本。また、醤油などに漬けておくと浸透圧の関係で粒が萎んで小さくなってしまうので、食べる直前に調味する。

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