にらみ鯛
にらみ鯛とは・・・
にらみ鯛(睨み鯛・睨みだい・にらみだい・Niramidai)は、
1. 尾頭付きの鯛に塩をしたもの。または塩をしてから姿焼きにしたもの。縁起物として知られ、結婚式や正月の飾りなどに用いられる。すぐに箸はつけず、しばらくは見るだけ(にらむだけ)なので、「にらみ鯛」と呼ばれるようになったという。
2. 石川県の伝統的な郷土料理、「鯛の唐蒸し」の別称。背開きにした鯛に、おからに人参、ゴボウ、銀杏などを炒めて醤油などで調味したものを詰めて蒸しあげたもの。結婚式の席などに用いられる縁起物の料理。長崎で学んだ加賀藩士が伝えた南蛮料理が元になっているといい、婚礼の席でオスとメスの二尾を腹合わせにして盛り付けて「子宝に恵まれるように」との願いが込められる。鶴亀鯛とも。→ 「鯛の唐蒸し」
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