海亀の煮込み
海亀の煮込みとは・・・
海亀の煮込み(うみがめの煮込み・ウミガメの煮込み・うみがめのにこみ)は、
東京の小笠原諸島や、伊豆諸島の八丈島で食べられている料理。
小笠原の郷土料理。海亀の煮もの(ウミガメの煮もの)。
海亀(ウミガメ)の肉やモツ(内臓)などを煮込み、塩や味噌などで味付けをしたもので、
島寿司などと並ぶ、島の名物料理となっている。
牛や豚の煮込みとはまた違う歯ごたえと独特の風味をもつが、
新鮮な肉やモツで作った煮込みは臭みもなく食べやすい。
島の人は塩のみで煮込んだ、よりシンプルで、
より亀の肉の風味を感じられるものを好む人も多いという。
海亀を食する習慣は、食糧に乏しかった時代に始まったといわれ、
海亀の肉やモツは、今でも島の食材として重要なもの。
(種の保全の為、一年に135頭の捕獲制限がされている。)
主にアオウミガメが食用とされ、一般に、肩の肉は刺身(海亀の刺身)に、
そのほかの部位の肉と内臓が煮込みに用いられる。
海亀料理は、父島や母島の民宿、居酒屋、料理店などで食べられるほか、
町のスーパーで、冷凍されたものが売られている。
海亀料理(ウミガメ料理)を食べられる店:
亀の煮込みのほか、亀の刺身、亀の唐揚げ、亀のチャーシューなどがある。
[店 名]:丸丈
[住 所]:東京都小笠原村父島字東町
[電 話]:04998-2-2030
[営業時間]:11:00~14:00 18:00~23:00 (ランチはおがさわら丸入港中のみ)
[定 休 日]:おがさわら丸入港前日
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