だだちゃ豆

だだちゃ豆とは・・・

だだちゃ豆(だだちゃまめ・Dadachamame)は、
枝豆の品種の一つ。茶豆の一種。薄皮が茶褐色をしており、甘みが強く香りが豊かで食味がよい枝豆として知られる。主に山形県の鶴岡市で栽培されており、かつては地元を中心に消費されていたが近年ではその美味しさが広まり、都市部にも流通するようになっている。

だだちゃ豆の「だだちゃ」とは山形県庄内地方の方言で「父さん」という意味で、かつて庄内藩の殿様が、献上された枝豆を「今日はどこのだだちゃが作った豆か?」と尋ねたことから、「だだちゃ豆」の名がついたといわれる。(諸説あり)旬は7月の終わり頃から9月の初め頃。

塩茹でのほか、だだちゃ豆ごはん、だだちゃ豆のかき揚げ(天ぷら)、だだちゃ豆の味噌汁、だだちゃ豆のカレーなど様々な料理でも食されている。そのほか、だだちゃ豆が練りこまれた「だだちゃ豆麺」のラーメンや、だだちゃ豆をトッピングに用いた「ピッツァだだちゃ(だだちゃ豆ピザ)」、甘いソースにしてかき氷にかけた「だだちゃ豆かき氷(だだちゃ豆ミルク等)」なども提供されている。

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