浜ゆで

浜ゆでとは・・・

浜ゆで(浜茹で・浜茹・はま茹で・はま茹・はまゆで・ハマ茹で・Hamayude)は、
水揚げした魚介類を(浜で)すぐに茹でること。または茹でたもの。新鮮なうちに茹で上げる為、身が変質せずに食材の持ち味そのままに美味しい状態で食べられる。「浜茹で」と名がついていても、実際に文字通り「浜」で茹でるわけではなく、水揚げ地である港や、港にほど近い場所で茹で上げられる場合が多い。現在では、「浜茹で」は、「新鮮なうちに水揚げ地で茹でたもの」のような意味合いとなっており、「かつては浜で茹でて作っていたイメージを喚起させるため」「鮮度がよく美味しい状態をイメージさせるため」などの目的で「浜茹で」の名が付けられる。

「浜茹で」の良さ

魚介類は輸送中のストレスなどで味がどんどん落ちてしまうため、新鮮なうちにすぐに茹でたものの方が一般的に味が良いとされる。水揚げ後にすぐに浜茹でされたものは、そのまま自然に冷まして売られるほか、チルドや急速冷凍などで市販される。

「浜茹で」されるもの

「浜茹で」される魚介類の主なものとしては、「しらす(浜茹で(釜揚げ)しらす)」「カニ(浜茹でカニ、浜茹で毛ガニ、浜茹でズワイガニ(浜茹で松葉がに)、浜茹でタラバガニ、浜茹で花咲ガニ等)」「シャコ(浜茹でしゃこ)」「タコ(浜茹でダコ)」「ホタテ(浜茹でホタテ)」「つぶ貝(浜茹でつぶ貝)」「ホタルイカ(浜茹でホタルイカ)」「北海シマエビ(浜茹で北海シマエビ)」などがある。

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