ニシン寿司

ニシン寿司とは・・・

ニシン寿司(鰊寿司・鰊ずし・鰊すし・ニシンずし・にしん寿司・にしんずし・Nishinzushi)は、
1. ご飯、酒、麹、実山椒と、人参や大根、玉ねぎを千切りにしたものとを塩ニシン(または身欠きにしん)と共に漬けたもの。「ニシンのすし」「にしんの飯寿司」(にしん飯寿し・ニシンの飯寿し・鰊の飯寿司)「にしん漬け(鰊漬け)」とも。主に北海道の沿岸部などで伝統的に作られ、食べられてきた保存食。発酵食品。北海道の郷土料理・郷土食。青森や秋田(「カド」の寿司(鰊の寿司))、福井、岐阜などでも作られ、食されている。地域や家庭により、用いる材料や味付け、漬けこむ期間などにはバリエーションがあり、その味わいもまた異なる。

福井のにしんずし(ニシンのすし・ニシのすし)

身欠きにしんを米の研ぎ汁につけてから、短冊切りまたは千切りにした大根、塩、米麹(糀)を交互に重ねて漬けこんだもの。20日ほどで食べられる。主に福井県の若狭地方を中心に伝統的に作られ、食べられてきたもの。敦賀や小浜などが北前船の寄港地であったことから、北海道から運ばれてきた身欠きにしんを用いて作られるようになったといわれる。→ ニシのすし

2. 酢で締めたニシン、または生のニシンを握りにしたもの。ニシンの寿司。

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