チムシンジ

チムシンジとは・・・

チムシンジ(ちむしんじ・Chimushinji)は、
沖縄の伝統料理の一つで、古くから病人のための滋養料理として作られてきた汁物。クスイムン(薬膳料理、薬もの、薬となる食べ物)。豚レバーと豚肉、黄人参(チデークニ)と呼ばれる島人参、ニンニク、ショウガ、青ネギなどをことこと煮込み、島マース(沖縄の塩)と醤油で味をつける。

「チム」は「豚レバー」、「シンジ」とは煎じ汁を意味する言葉で、魚や肉、野菜、薬草(野草)等を煮込んだもの。「チムシンジ」で「レバーの汁料理」となる。

鉄分やビタミンを多く含んだ豚のレバーを食べることによって、貧血や体調不良に効能があるといわれる、沖縄の健康料理の一つ。

Share