たたみいわし
たたみいわしとは・・・
たたみいわしは、
新鮮な生のシラス(主にカタクチイワシの稚魚が用いられる)を板状に平らに並べて天日で干したもの。
ハガキ大ほどの大きさの木枠に、きれいに洗った生のシラス(もしくは茹でたしらす)を均等に入れ、水を切ってから簾の上にひっくりかえして並べていく。
天日にあてて、からっと乾燥したら出来上がり。
しらすを乾燥させる際に、かつては畳表に使われるイグサの上に干していたことから、「畳いわし」と呼ばれるようになったという。
主に静岡や神奈川の沿岸部で作られる特産品で、「潮の風味」「魚の旨味」をダイレクトに感じられる食べ物。
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