新子焼き

新子焼きとは・・・

新子焼き(しんこ焼き・しんこやき・Shinkoyaki)は、
半身の若鶏(生後六週間くらいの若鶏)を炭火などで素焼きにして、醤油ベースのタレで味付けをしたもの。主に北海道旭川市で食べられる料理。旭川名物、旭川のご当地グルメとして知られ、市内の約25店舗で提供されている。北海道のご当地グルメ。

炭火で焼いてあるため、皮はパリッとしており、中はジューシーでもっちりとしている。店にもよるが、半身で提供され、モモ、手羽先、ムネなど、鶏のそれぞれの部位のそれぞれの味わいを一度で楽しむことが出来る。

その名の由来は、成長するにつれて名前が変わる出世魚の一つ「コノシロ(ニシン目ニシン科の魚)」の幼魚名「シンコ」からで、まだ若い鶏を「シンコ」に見立てて、「しんこ焼き」と呼ぶようになったという。新子焼きの発祥は約70年ほど前の事で、戦後すぐの時期で食料事情もよくない時代に鶏肉でスタミナをつけるべく考案されたといわれる。

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