食用菊
食用菊とは・・・
食用菊(しょくようぎく・Shokuyogiku)は、
食用となる菊のこと。観賞用の菊を食用に品種改良したもので、苦味が少なくほのかな甘みがある。花びらを天ぷらやおひたし、和え物、吸い物などに用いる「大輪種」と、刺身のつまなどに用いる「小輪種」があり、前者は主に山形県や新潟県、青森県などを中心に、地域の郷土料理・郷土食として伝統的に食されている。食菊。
食用菊 大輪種
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大輪種には「かきのもと」「阿房宮(あぼうきゅう) 」「もってのほか」「もって菊」など、幾つものブランド種があり、山形県や新潟県、青森県などで栽培が盛ん。天ぷらやおひたし、和え物、酢の物などで食されている。
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新潟の郷土料理 かきあえなます
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青森の郷土料理 菊とさもだし(ナラタケ)の和え物
![菊まき](https://japan-word.com/wp-content/uploads/2009/10/2011_05_01_IMG_16056-800x533.jpg)
青森の郷土料理 菊まき
食用菊 小輪種
![](https://japan-word.com/wp-content/uploads/2018/03/kiku-800x533.jpg)
小輪種は「小菊」「つま菊」とも呼ばれ、全国的に刺身のつまなどに用いられている。愛知県での生産量が多い。
![刺し身のつま 小菊](https://japan-word.com/wp-content/uploads/2016/08/20090907_IMG_9999_11-800x533.jpg)
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