モツ料理
モツ料理とは・・・
モツ料理(もつ料理・もつりょうり・Motsu ryori)は、
牛や豚、鶏、馬、山羊などのモツ(臓物)を使った料理。もつ煮(もつ煮込み・煮込み)、もつ焼き、もつ鍋、モツ炒めなどがあり、用いられる部位、一緒に用いられる食材、調味料(塩、味噌、醤油、タレなど)等、地域や店、料理により様々なバリエーションがある。また、地域によってはモツ料理(もしくは、特定の部位を使ったモツ料理)を、ホルモン~(ホルモン焼き、ホルモン炒め等)、~ホルモン(厚木シロコロホルモン、気仙沼ホルモン、塩ホルモン等)、土手煮、テッチャン、トンちゃん、ケイチャン、おたぐり、なんこ鍋、中身汁、ヒージャー汁など、その地域特有の名称で呼んでいる場合も少なくない。
モツ料理に用いられる部位
基本的にいわゆる肉の部分である「正肉」以外の内臓の様々な部位が用いられる。レバー(肝臓)、ハツ(心臓)、砂肝、ミノ(牛の第一胃)、ハチノス(牛の第二胃)、センマイ(牛の第三胃)、小腸(シロ(牛の小腸)・コテッチャン・ヒモ・丸腸(マル・小腸の一種)・ホソ)、大腸(テッチャン(大腸)、ホルモン、シマチョウ、シロ(豚の大腸))などのほか、店や地域により、脾臓(タチギモ・チレ)、膵臓(シビレ)、腎臓(マメ)、乳房(チチカブ・オッパイ)、直腸(テッポウ)、子宮(コブクロ)、睾丸(タマ)、精巣(ホーデン)、動脈(コリコリ・タケノコ・ハツモト)、気管(ウルテ・フエガラミ)、肺臓(フワ・フク・バサ・ホッペ)、食道(シキン)等々、が提供されており、その名称も地域や店により異なる場合もある。(例えば、地域や店により「シロ」が牛の小腸を指す場合と豚の大腸を指す場合がある等)